2012年4月9日月曜日

七転八起 と 七転八倒 /子育てのこころ

七転八起(ななころびやおき)  

【意味】 七転び八起きとは、何度失敗しても、諦めずに立ちあがることのたとえ。浮き沈みの激しい人生のたとえ。

【類義】しくじるは稽古のため/失敗は成功の母/失敗は成功のもと/失敗は成功を教える/七下がり七上がり/禍を転じて福と為す

【英語】A man's walking is succession of falls.(人の歩みは転びの連続である)

【用例】 「一度や二度の失敗で挫けてはいけない。人生は七転び八起きの精神だ」 

【私的超明解】①だれでも初めての体験は失敗の連続、人は体験を続けて強くなる。②いつも起きている(成功ばかりだと)と転んだ時の痛さが判らないよ、だから時々転びなさい。すると人の痛みも判るからね。

注)同じ七と八だけど意味が違うよ!
七転八倒(しちてんばっとう)

【意味】転げ回ってもがき苦しむことで、「七転び八起き」と同じ意味ではない。

【私的超明解】七回転げ回って、八回倒れても・・・九回目に起き上がればいいじゃないか。苦しんでも明日はちゃんとやってくる。

どちらも「子育て」と・・・、子育て研究会そのものを言い表しているような。
さて、今日から子供たちも新学期を迎えました。新しい学校での生活も始まりました。
子供たちには、転んでも、転んでも、転んでも・・・起き上がるような逞しさと、人を思い知る優しさをもって欲しいと思うのです。【2012/04/09】

4 件のコメント:

  1. 「転ばぬ先の杖」(意味:何かを始める前には、失敗しないように準備や用意をしっかりするのがよいということ)って言葉もあるけど、現代社会は子供たちに転ぶ前に杖を持たせ過ぎだね。子供たちは、杖をどうやって使っていいか判らない。やっぱり経験が先で、杖を使うのも経験からくるね。

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  2. 歩くことさえ、先導してしまうこともありますね。
    ここらで原点に戻って、子ども達が持っている本来の力を信じて
    見守って行きたいですね。

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  3. 子ども達には「転ばぬ杖」を用意するのではなくて、「多様な良質の体験」をさせてあげる。そして「子ども達がやり越す力を信じる」これが一番大切で、これこそが研究会が日頃苦心していることですね。子ども達は何度でもトライ&エラーを繰り返せばいいと思います。大人達にはそれを近くで見守り待つ気持ちが大切と思います。

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